2009年11月06日

スワンベーカリーへ行ってみました

スワンベーカリー


水曜日に商工会議所のマネージメントカレッジがありました。

講師は法政大学の坂本先生。

「日本でいちばん大切にしたい会社」の続編をということで、

いろいろな企業をご紹介いただきました。

その中で「スワンベーカリー」のお話があり、

丁度東京へいく用事があったので、早速行ってみました。


スワンのパンスワンはヤマトホールディングスと

ヤマト福祉財団が障害者の

雇用の場を作り、自立と社会参加を

支援するために設立した会社で、

スワンベーカリーとスワンカフェを

運営しています。

パンに刻印が打ってあるのは、彼らにできる仕事を創造しているから。

パニーニ、食パン、クリームパンなどに「SWAN」と入っています。

難しい生地つくりは「アンデルセン」が技術提供しています。


スワンカフェ


スワンカフェでエスプレッソを注文しました。

注文をして席に着くと、ウエイターが一生懸命お水とお砂糖の入ったお皿を

持ってきてくれました。

そう、彼の仕事はお客様にお水やお砂糖を持っていくことと

お客様が席を立った後、テーブルの食器を片付けることです。

働く場があることがうれしい…本当に一生懸命でした。



何よりも驚いたのはこのお店が地域の人に愛されていること。

店長がカウンター越しに手を振ると、道を歩く人が手を振り返す。

お店のお客様は常連が多いのか、パソコンを広げくつろぎながら、

店員と話をする…

東銀座に働く多くの人が共に彼らを支えているのだと

わずか数分、お店にいただけで感じ取れました。


クリスマスケーキの予約も始まっていて、ヤマト運輸のクール便で配送されます。

障害者の給与を保障し、自立させる。

なかなか難しいことではありますが、うちの会社なら何ができるだろうか?

ちょっと考えさせられています。

  


Posted by ぶにゃにゃん at 22:40Comments(7)ダンボの耳