2010年08月02日

東京宝塚劇場 宙組公演「TRAFALGAR」

東京宝塚劇場 宙組公演「TRAFALGAR」

宝塚歌劇団、


東京宝塚劇場宙組公演「TRAFALGAR」と


「ファンキーサンシャイン」を観劇しました。


さてさて、斉藤吉正作・演出、作曲寺島民哉となれば、

期待は「エルアルコン」の爽快さ。

幕開きはその爽快さが順調だなぁ~と思っていたのですが、

エマ出現のあたりから、あれれ?話はそっちですか?

確かに副タイトルに「ネルソン、その愛と奇跡」ってありますが、

うーん、何かが違う。

期待していたのはナポレオンとの、いやフランス軍との軍事駆け引き。

イギリス艦隊といえば、英国国王を含め、もっと軍事策略があっただろうに…

その辺をスパッと貫いて、「私は死んでもイギリスは守った!!」

天晴れ!!って行かなかったのがなんだかすっきりしてません。

ソープオペラを見せられたという感じなんですよね。

時代は「スカーレットピンパーネル」と同時期のはず。

同じイギリス人なんだけど、「それでいいの?ネルソン?」

逆にすごく引き立ったのが、兄の仇を討つために執念を燃やすフランス人オーレリー・バイロン。

蓮水ゆうやが演じていたのですが、彼が最後にネルソンへの致命傷を与える。

ナポレオンが策略として育てるこの辺が駆け引きであって、

ネルソンがいない、エマがいない、どこへ行ったの? さぁ~?

軍策は練るのに、恋愛には盲目なのねぇ~ネルソン!!である。

このギャップが理解できなかった私なのであります。


ショーの「ファンキーサンシャイン」

石田演出を良しと思うか、ええっ~と思うか、これも賛否両論かな?

私は良しと思う人です。

確かに、「太陽」というキーワードで検索して、出てきた曲を年代順に並べた・・・

という感じがするのですが、

昭和歌謡やロカビリーの時代をすごされた往年の宝塚ファンの皆様にとって、

これほど親しみやすい曲にあふれたショーは珍しいのではないでしょうか?

ひとつ隣の席に座っていたおばさん、ひとりでノリノリだったもの。

オーソレミオがラテンのリズムになったって、

太陽がいっぱい、あれはアラン・ドロンの映画だったわぁ~

中高生のガキにはわからないわよ!この歴史ってな感じでした。

(でも、宝塚のショーをきっかけに古い曲を覚えることもあるのです)

マイツボは蘭寿とむの「真っ赤に燃えた~」だったりして。

↑↑↑これは美空ひばりです。↑↑↑

逆に山下達郎の「レッツキスザサン」なんてわかんないね、おばあちゃんには。

若手にも出番がいろいろありましたが、やっぱり北翔海莉はうまいなぁ~と

台詞聞き取りやすさなどでもすごいと思うのであります。





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Posted by ぶにゃにゃん at 23:04│Comments(0)宝塚の大ファン
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