2010年01月18日

キーワードは「転換」

講演会
今日は早稲田大学大学院

ファイナンス研究科の教授

野口悠紀雄氏の講演会でした。

この方「超整理法」という著書で

有名ですね。

「日本経済のゆくえ」というタイトルで

非常に厳しいお話を伺いました。







野口先生


今の日本の経済規模は2007年の時の8割だとか。

日本では2007年当時、輸出産業だけが好景気の恩恵を受けていたが、

国内での景気はそれほどでもなかった。しかし、海外ではドイツを除いて、

ものすごい好景気だったそうです。

実は2008年の正月、オーストラリアに行ったとき、

すごいインフレだという話を聞きました。

2007年のクリスマス休日に働いた人の時給が、

中国の労働者の1か月分に相当すると聞いて、驚いたことを思い出しました。

なるほどねぇ~。

今の日本は設備、人員共に2割過剰になっているということです。

先生と私が同じ意見だったのは、中国の市場に参入すると、

日本人の給与水準が中国と同じまで下がるということ。

つまり10分の1になるということです。

日本が価格だけで物を購入し続けると、

給与も価格にあわせて下がるというもの。

日本は根本的な転換を考えるときなのだそうです。






厳しいお話の後は、新年懇親会です。

もちろんダイエット中の私は

お野菜&たんぱく質中心で考えましたよ。
  


Posted by ぶにゃにゃん at 21:44Comments(7)お仕事のこと