2012年08月15日

宝塚月組東京公演「ロミオとジュリエット」ロミオ龍真咲

宝塚月組東京公演「ロミオとジュリエット」ロミオ龍真咲


8月11日15時30分公演を見てきました。

大劇場と東京、どのように変わるのかとても楽しみでした。


8月10日金曜日が初日ということは、

11日はまだ2日目。

「ロミオとジュリエット」という演目と新しいトップお披露目ということで、

なんとなく客席も緊張気味なのかとても静か。

いつもの宝塚とはなんだか違う雰囲気に驚きました。

大劇場と比べると演技の荒削りなところが消えて、

各個人の力量が上がっていると感じました。

したがって、勢いだけで迫ってきた大劇場とはちょっと感じが違います。

美弥るりかのマキューシオがとても良くなっていて、

ロミオ、ティボルト、マキューシオの3役が並ぶほど。

前半の軽さがあるからティボルトに刺されてなくなる間際の

演技に重みがでてくるのだと、東京はしっかり感じられます。

もう一つ格段に違うのは「愛」と「死」。

東京では愛はより柔らかく、死はより硬質な感じになってます。

幕開きのところでこの対比がはっきりしたからこそ、

最期の場面で愛と死が絡み合うことがきれいにみえました。

愛希れいかのジュリエットはより意思をはっきり持つ少女という雰囲気になってます。

「親のいいなりにはならない」という現代っ子らしさがあります。

ロミオの龍真咲はまっすぐな少年を表現していると思うし、

ティボルトの明日海りおはジュリエットの秘めた思いから行動しているというのが感じられます。

大劇場でも思ったのですが、この舞台の色彩が素晴らしく、

くすんだ赤と青をベースに、仮面舞踏会の場面はぱっと白に変化する、

すごくきれいです。

「僕は怖い」の場面、死のダンスがより硬質になったので、

ロミオの気持ちと死が交差する場面でのフットライトの効果が鮮明になってます。

本当は明日海りおのロミオも見たかったのですが、

残念ながらチケットは取れないし、時間はないし…断念します。

私的には…ギャランドゥの越乃りゅうさんがツボだったりします(笑)…いいわぁ~




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Posted by ぶにゃにゃん at 22:09│Comments(2)宝塚の大ファン
この記事へのコメント
明日海りおのロミオ観たかった!!!
Posted by トコりん at 2012年08月19日 10:34
>トコりんさん

私も見れなかった。DVDを待っております。
Posted by ぶにゃにゃんぶにゃにゃん at 2012年08月29日 23:17
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